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引き出物ののしについて

2020/08/25
引き出物って当たり前のように「のし(熨斗)」がかかっていますよね。

なぜ「のし」が必要なのでしょうか。

また、引き出物にはどんな「のし」をかけるべきなのでしょうか。

今回は、「のし」の意味から、引き出物にかける「のし」についてまとめてみたいと思います。

▼「のし」の意味

昔は、慶弔品に「のしアワビ(アワビを干したもの)」をくくりつけて贈り物としていました。

現在では「のしアワビ」の名残として「のし」をかけるのが常識となりました。

▼引き出物にのしは必要?

最近は、「引き出物にのしは必要ない」とのお考えの人もいらっしゃいますが、結婚式のゲストである年配の方や、上司の方に

「常識がない」と思われないためにも、「のし」はかけたほうが無難でしょう。

▼のし紙の水引きは印刷?

現在では、実際に水引きがかかっているものでなく、水引きが印刷された「のし紙」が一般的です。

また、「のし紙」は、慶弔にあわせてルールが異なっています。

「のし紙」を間違うと失礼になってしまうので注意しましょう。

▼引き出物にふさわしい「のし」

■紅白結び切りの水引

■水引は10本

■表書きは寿

■名入れの書き方は様々

・新郎新婦(両家)の苗字

・新郎新婦の名前

・新郎のフルネームと新婦の名前

名入れは、新郎新婦が話し合って決めるとよいでしょう。

▼引き出物には外のし?内のし?

包装紙の外側にかけることを「外のし」、包装紙の内側にかけることを「内のし」と呼びます。

外のし、内のしにするかは、地域によっても異なりますが基本的に自由です。

また、それぞれにメリット・デメリットがあります。

■外のし・内のしのメリット、デメリット

「外のし」は、表書きと送り主が目に入りやすく、気持ちのこもった贈り物であることが伝わりやすくなります。

しかし、袋詰めなどの際に破れたり汚してしまうデメリットもあります。

「内のし」は、包装紙を開けてみないことには表書きと贈り主が分からないというデメリットがあります。

しかし、準備の際にのし紙が破れたり汚れたりする心配はありません。

外のし、内のしについては、新郎新婦のご両親と話し合って決めるのも良いかもしれませんね。